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Pingclairfile

Pingclairfile は設定言語です。Caddyfile の慣習に従い、省略可能な global options ブロックと、ディレクティブを含む site block で構成されます。本ページは言語そのものを説明します。受け付けるディレクティブはディレクティブ一覧を参照してください。

規則 内容
コメント # から行末まで。
引用 空白を含む値は " で囲みます。引用符は解析前に取り除かれます。
時間の長さ 単位が必要です。30s5m1h。長さが求められる場所に裸の数値を書くと拒否されます。
大文字と小文字 ディレクティブ名とオプション名は小文字です。
プレースホルダー {host}{path}{args[0]}{block} などは、各ディレクティブが定めた位置で展開されます。

Site block はアドレスで名前を付けます。アドレスはリスナーを決め、公開名であれば自動 HTTPS の適用可否も決めます。

example.com { # host: ports 443 and 80, automatic HTTPS
localhost:8080 { # host and port
:8080 { # any host on this port
http://example.com { # force plaintext

ポートはアドレスの一部であり、独立した listen ディレクティブではありません。そのためアドレスとリスナーが食い違うことはありません。

マッチャーを受け付けるディレクティブは、一致するリクエストにだけ適用されます。マッチャーは行内に書くか、@name として宣言して名前で参照します。

example.com {
@api path /api/*
header @api Cache-Control "no-store"
handle /assets/* {
file_server ./assets
}
}

handle ブロックはルートごとにディレクティブをまとめます。マッチャーを伴わない handle はそのサイトのフォールバックです。

スニペットは再利用可能な断片です。(name) { ... } で宣言し、import name で取り込み、呼び出し側からブロックを受け取ることもできます。

(proxied) {
https://{args[0]} {
encode zstd gzip
{block}
}
}
import proxied example.com {
reverse_proxy 127.0.0.1:3000
}

何も渡されなかったプレースホルダーは何も挿入しないため、{block} を書いたスニペットは、呼び出し側がブロックを渡さなくてもコンパイルできます。

コマンドラインには専用のリファレンスがあります。 コマンドライン がすべてのサブコマンドを、その フラグと既定値とともに一覧します。設定を書くときに使うのはそのうちの三つです。 pingclair validate はファイルをコンパイルして最初の問題を名指しし、 pingclair adapt --pretty はそのファイルがコンパイルされる JSON を出力し、 pingclair fmt はそれを整形します。

形式が定義する名前は、サーバーが実装している数より多くなっています。認識されるが実装がない名前は、読み込み時に名前を挙げて拒否され、「機能が存在しない」と伝えます。権威ある一覧はサーバーリポジトリの README にあり、プロジェクト状況ページが主要な分類をまとめています。